「意外といける？」未経験エンジニアのリアルな現場と、7ヶ月研修の裏話！
「未経験からエンジニアになるなんて、本当にできるの？」
「カリキュラムを受けても、現場に出たら通用しないんじゃない？」
そんな不安を抱えている方は多いはずです。
今回は、工場勤務から一念発起し、NNCグループの研修を経て見事エンジニアデビューを果たした磯崎さんにロングインタビューを行いました！
倍率5倍の選考を勝ち抜いた理由や、研修中に何度も心が折れそうになった話、そして現在のリアルな開発現場の様子まで、赤裸々に語っていただきました。
－ 入社前はどんなお仕事をされていましたか？
以前は印刷会社の工場で、生産管理の仕事をしていました。
その時の仕事内容は、現場の上司の機嫌を取りながら（笑）、工程を管理することです。
力仕事も多かったので、「手に職をつけたい」「身体的な負担を減らしたい」と思ったのがエンジニアを目指したきっかけです。
－ 初めての案件が決まった時の心境を教えてください。
正直、自分が選ばれるとは思っていませんでした。
募集枠が1名に対して、候補者が5名いたんです。
一緒に面接を受けた方の方が経験者っぽくて、「これは無理かな」と……。
でも、結果として選ばれた時は素直に嬉しかったです。
決め手になったのは、本当に「運」と「巡り合わせ」でした。
研修の最終課題で、オリジナルの要素としてJavaScriptを使ったグラフ作成ツールを取り入れたんですが、たまたまその現場でも同じツールを使う予定だったんです。
面接で「あ、それ使ったことあります」と言えたのが大きかったですね。
－ 研修の内容は、実際の現場で役に立ちましたか？
めちゃくちゃ役に立っています。
研修を始めるまでは、コードなんて全く見たこともない状態でした。
最初はたった数行のコードを見るだけで「うわっ」と思っていましたが、今は1,000行、2,000行あっても抵抗感がありません。
今の現場に入った当初、フロントエンドのコードをパッと見た時に、「あ、ここはあの処理を使っているな」となんとなくイメージができたんです。
全くの未経験からここまでこれたのは、研修で基礎を叩き込まれたおかげだと思います。
－ 研修中、一番苦しかったことは何ですか？
「フロントエンド総合課題」ですね。Webサイトを丸ごと模写して作る課題があるんですが、あれは大変でした。
あとはJavaScriptの学習も、直感的に理解しにくくて苦労しました。
仕事終わりの夜に学習を進めていたんですが、エラーで詰まると「今日も進まなかった……」と焦ってしまって。
そういう時の対処法としては、「一旦寝て、1日置く」こと。
そして、「コードを全部消してリセットする」ことです。
何日も積み上げたコードを消すのは勇気がいりますが、最初から書き直した方が意外とすんなり動いたりするんですよね。
－ 現在はどのような業務を担当されていますか？
アパレル関連の店舗の「売上管理システム」を作っています。
紳士・婦人といったジャンル分けや、フランチャイズ店舗と本店とでデータの閲覧権限を分ける機能などを実装しています。
使用言語はHTML、CSS、PHP（Laravel）、JavaScriptで、データベースはMySQLです。
基本的にはフロントエンドがある程度完成している状態で渡され、設計書（WordやExcel）を見ながらバックエンドの処理を書いていくのが私の役割です。
－ 現場で「やりがい」を感じたエピソードはありますか？
自分が書いたプログラムが意図通りに動いた時の「スッキリ感」は格別です。
最近だと、データのインポート機能の実装で提案を行いました。
元々の仕様だと、失敗した時にデータが消えてしまうリスク（デリート・インサート※）があったんです。
そこで、「バックアップ用のデータと、出力用データを分けて出力した方が安全ではないですか？」と提案し、実際にその機能を実装しました。
※「デリート・インサート（DELETE-INSERT）」とは、データベース操作で特定範囲のデータを一括で更新（洗い替え）する際の手法で、古いデータを削除（DELETE）し、新しいデータをまとめて挿入（INSERT）する処理を指します。
未経験から入りましたが、指示待ちになるのではなく、より良くするための提案が採用された時は嬉しかったですね。
－ エンジニアの働き方や、1日の流れは？
朝9時に出勤して、17時45分に退勤というサイクルです。
工場時代とは違って、力仕事がないので体力的にはかなり楽になりました。
仕事中は、ガチガチに管理されているわけではなく、自分の裁量で進められます。
作業に行き詰まったら少し席を立ってコンビニに行ったり、自販機で休憩したりと、息抜きもしやすい環境です。
もちろん、残業を強要されることも一切ありません。
自分の進捗次第でコントロールできるのが良いところですね。
－ これからエンジニアを目指す方へアドバイスをお願いします。
とにかく「質問すること」に慣れてください！
現場に出ると、チームでの開発になります。
分からないことを抱え込まずに、すぐに聞くスキルが本当に重要です。
あとは、研修のテキストを「読み飛ばさない」こと。
課題のページだけ見て「こうすればいいんでしょ？」と進めると詰まります。
テキストの説明文にはヒントや答えがしっかり書いてあるので、面倒くさがらずに一度は目を通すことをお勧めします。
－ 最後に、NNCグループの社風は？
「挑戦する人を全力で応援してくれる会社」です。
私の採用面接をしてくれた真下さんや谷野さん、先輩方皆さんがすごく温かくて、研修中だけでなく現場に出てからも相談に乗ってくれます。
「応援したくなる人柄」と言って採用してくれましたが、そんな風に人を見てくれる会社です。
入社前は「3年の実務経験相当のスキルがつく」と言われても半信半疑でしたが、実際に現場に出てみたら「あれ？ 意外といけるな」と感じています（笑）。
その「意外といける」という感覚を持てたことが、一番の自信になりました。
まとめ
インタビュー中、「デリート・インサート」や「MySQL」といった専門用語が自然と飛び出し、すっかりエンジニアの顔になっていた磯崎さん。
未経験からのスタートでも、努力と環境があれば、1年後には現場で頼られるエンジニアになれることを証明してくれました。
NNCグループでは、本気でエンジニアを目指すあなたを全力でサポートします！
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