面接時のNG質問集
面接の際に何気なく聞いてしまうことの中にも、基本的人権の侵害や就職差別に繋がってしまうことがあるのはご存知でしょうか。採用選考で把握すべきでない事項として以下のような項目が挙げられます。
- 本籍に関する質問
- 住居とその環境に関する質問
- 家族に関する質問
- 資産に関する質問
- 思想・信条、宗教、支持政党に関する質問
- 男女雇用機会均等法に抵触する質問
面接時に緊張をほぐすつもりで住居地域について聞いたりしてしまったりすることがあるかもしれませんが、採用選考は募集職種の職務を遂行するにあたっての、必要となる適性や能力があるかという点のみを基準に判定されなければなりません。応募者の適性や能力以外の部分にフォーカスした質問をすることは、就職差別につながるため禁止されています。
尊敬する人物などは、うっかりすると作文のテーマにしてしまいそうですが、これも思想の自由など憲法で保障された個人の自由権に属する事柄であり、採用選考時に知ろうとすることは適切ではありません。
面接官は会社の顔として面接の場に出ていることになります。知らず知らずのうちに法を犯すことのないよう、禁止事項について確認しておくことが大切ですね。