ハラスメントについて
「ハラスメント」とは、相手の意に反する行為によって不快な感情を抱かせることであり、「嫌がらせ」を指します。 行為者がどう思っているのかは関係なく、相手が不快な感情を抱けば「ハラスメント」となります。
「キメハラ」
近年さまざまなハラスメントが問題になっていますが、先日「キメハラ」という新しいハラスメントについてのニュース記事をみました。人気漫画の「鬼滅の刃」の映画が公開され社会現象となる中、「鬼滅の刃ハラスメント」を略した「キメハラ」という言葉が誕生したそうです。
具体的には、鬼滅の刃を見ていない人への押し付けや、鬼滅の刃をおもしろいと思わない、あるいは興味がない人を否定するような言動が「キメハラ」と呼ばれているようです。「キメハラ」についてはさまざまな意見あり、なんでもハラスメントに入れてしまうと、本当になくなるべきパワハラやセクハラのイメージが軽いものになってしまいそうで心配という声もあるようです。
パワーハラスメント防止対策の義務化
厚生労働省のホームページにハラスメントについて以下のように記載がありました。
令和元年6月5日に女性の職業生活における活躍の推進等に関する法律等の一部を改正する法律が公布され、労働施策総合推進法、男女雇用機会均等法及び育児・介護休業法が改正されました(令和2年6月1日施行)。
本改正により、職場におけるパワーハラスメント防止のために、雇用管理上必要な措置を講じることが事業主の義務となります。
また厚生労働省公式YouTubeチャンネルにて、令和2年6月1日の改正法の施行に伴い、職場におけるハラスメント関係法令の改正内容について説明している動画がご覧いただけます。
この機会に、社内のハラスメント防止対策について見直してみてはいかがでしょうか?